長崎だより92 – ペーロン

By in 日記, 長崎だより on 2018年7月26日

長崎の夏 熱い夏の始まり

長崎の夏の風物詩として、先ず浮かぶのはさだまさしさんの歌でも有名な精霊流し…
だと思いますが、7月初旬から末頃の初夏の時期に行われるペーロンも
長崎の夏の始まりを告げる熱い、熱い一大イベントです。

片道1150メートル程のブイを目指し、太鼓、銅鑼の音を響かせ、漕ぎ手迄含め
総員30名程を乗せた船で往復して順位をつけるというシンプルな競技なのですが、
地域ごとに漕ぎ方や、ブイのターンのやり方等を工夫していて、
それぞれに特徴がありとても見応えのあるレースが展開されるのです。

各地区のレースも、とても盛り上がるのですが20年ほど前から、
各地区の選抜チームが一同に会し威信をかけて競争する、
集大成の大会まで行われております。
最近は長崎のチームだけではなく、兵庫県や、
当社本社のある熊本県のチームも参加されている様です。

 

始まりは、1655年。長崎港に碇泊中の唐船に事故が有り、その船員が
海神の怒りを鎮めようと、艀を集めて競争したのが始まりだと言われております。

当時競争結果に対して喧嘩騒ぎ等も頻発したらしく、
長崎奉行所が何度も禁止令を出したという事もあったそうですが、
380年近く綿綿と続けられてるという…

 

優しいと言われる長崎人ですが、この時ばかりは熱く燃えて力の限り戦うのです。
レースに向けての練習も皆さん仕事が終わって疲れている中一生懸命取り組み、
地域の方々が炊き出しなどでお世話をする。
まさに地域一体となった素晴らしいイベントなのです。

 

今年も各地区で熱戦が繰り広げられております。

 


集大成の大会は7月最終週末の28.29日。
長崎港にて行われますのでぜひこの機会にご覧になってみませんか。

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